nendの収益性-広告配信までの流れとAdSenseとの比較

公開日: 2014年08月22日
最終更新日: 2015年03月10日

nend

nendの広告を導入してから約4ヶ月が経ちましたので、広告配信までの流れや、導入してから感じた感想や収益性などを公開したいと思います。また、クリック型広告の王道でもあるGoogle AdSenseとの比較も。アプリ開発者よりはWeb運営者向けの記事です。

もくじ

はじめに

スマホアプリで多くの開発者が利用する一方で、WebサイトにおいてもGoogle AdSenseの代わりとして多くの人が導入しているアドネットワーク、「nend」。

私のWebサイトへの広告掲載を開始してから約4ヶ月が経ちましたが、広告単価が落ちること無く(むしろ上がり気味)安定した収益を上げておりますので、感想や収益性の公開、およびGoogle AdSenseとの比較などを行いたいと思います。

私は訳あってAndroidのスマホアプリを2つほどGoogle Playで公開していますが、全くもってアプリ開発者というわけではありません。

なので、今回の検証内容等はあくまでもWebサイトへの掲載を前提としています。

Fluct

nendに申し込み、広告が掲載されるまでの流れ

私の場合、nendのメディアパートナー登録フォームから申し込み、実際に広告を掲載するまで以下のような流れとなりました。

nendへの申し込み~広告掲載までの流れ
日付 内容
4月26日 メディアパートナーとしての仮登録フォーム送信
※「3営業日以内に審査結果を通知する」とのメールが届く
4月28日
Webサイトの審査を通過し、メディアパートナーとしての本登録が完了
管理画面が発行されるため、そこからアカウント情報を入力するとともに、広告枠(広告タグ)を作成する
作成した広告タグをWebサイトに貼り付ける(この時点では広告は表示されず、2~3営業日でnend側が広告の貼り付け位置含め審査を行う)
4月30日 広告枠の審査が通り、実際に広告の掲載が始まる

上記のように、申し込みから4日くらいで広告の掲載を始めることが出来ました。

以前、Fluctに申し込んで広告が掲載されるまでの流れと収益性という記事を公開しましたが、Fluctが2週間近くかかるのに比べて、nendは比較的早いです。

nendの収益性

この4ヶ月間で、nendの収益がどのようになったかをご紹介します。
なお、実際にはテスト掲載(一時的な掲載)だったりする枠もあるので、丸4ヶ月間のデータというわけではありません。

スマホに対応したレスポンシブサイトでの収益

まず1つ目のサイト。

広告枠別の収益データ(Webサイト①)
サイズ(位置) PV CTR CPC CPM 収益
300×250(タイトル下) 237,107 0.498% ¥10.8 ¥53.9 ¥12,780
300×250(記事・上) 278,046 0.209% ¥14.7 ¥30.7 ¥8,546
300×250(記事・中) 132,213 0.147% ¥11.8 ¥17.4 ¥2,306
300×250(記事・下) 291,040 0.191% ¥12.3 ¥23.4 ¥6,823

そして2つ目のサイト。

広告枠別の収益データ(Webサイト②)
サイズ(位置) PV CTR CPC CPM 収益
300×250(タイトル下) 2,562,632 0.481% ¥10.5 ¥50.7 ¥129,918

掲載位置について補足しておくと、「タイトル下」とは記事タイトルの下部分のことで、スマホのファーストビューで表示される位置です。

「記事・上」「記事・中」とは、記事コンテンツの中で比較的上の方、比較的中くらいの方という感じです。

説明が難しいのですが、私が運営するWebサイトの場合コンテンツの量が非常に多いので、コンテンツの中に出てくる中見出しの上などに休憩がてら広告を挟んだりしています。なので、その場合のコンテンツの比較的上の方か中くらいあたりか、という感じですね。(説明が下手ですみません…)

「記事・下」とは、コンテンツの下部分です。

nendとGoogle AdSenseとの比較

nendとGoogle AdSenseとを比較してみると、Webサイト②の場合だと以下のようになります。
※Webサイト①はコードの設定ミス的な諸事情により、比較データがありません。

広告枠別の収益データ(Webサイト②)
ASP(位置) PV CTR CPC CPM 収益
nend(タイトル下) 2,562,632 0.481% ¥10.5 ¥50.7 ¥129,918
AdSense(タイトル下) 1,021,125 0.320% ¥22.0 ¥72.0 ¥73,241

CPMで比較すると、Google AdSenseの方が20円くらい高くなっていますね。

ただこれは、実際には全く同じ掲載位置というわけではないので、Google AdSenseの方が不利な状況での比較です。

nendはルールが厳しくないのでファーストビューに300×250をドーンと掲載しても問題ありませんが、Google AdSenseの場合は何らかのコンテンツを挟まないとポリシー違反となってしまいます。

こんな感じ。
スマホでのファーストビューの可否に関する比較

なので、nendのデータは左側の画像のような掲載方法での収益で、Google AdSenseのデータは右側の画像のような掲載方法になっています。

どのみちファーストビューに表示されることに違いは無いのですが、コンテンツを挟んでいない分、nendの方がクリック率は高くなってしまいますよね。

そのため条件を全く同じにした場合、Google AdSenseの方がもう少し収益性が高くなるかと思います。

nendのオーバーレイ広告は?

上記の収益データをご覧いただいたら分かるかと思いますが、私はnendではインライン広告しか使っていません。

念のため記載しておきますと、インライン広告はWebサイトに埋め込むような形の広告で、貼った場所に表示されるタイプ(みんながやってるような一般的な広告)のことを指し、オーバーレイ広告とは画面の下部に常時表示され、スクロールしてもいつまでも追従してくるタイプの広告のことです。

このオーバーレイ広告ですが、一般的には画面下部に表示される広告が多いのですが、nendの場合だと最初は下部に表示されるものの、画面をスクロールしていくと途中から上に表示されます。

こんな感じです。
Fluct

おそらくこの方が読みやすいとかユーザビリティ的なものを考慮してのことだと思いますが、上側に表示されるオーバーレイ広告はクリック率が悪いような気がします。

ただ、私が個人的に短期間検証しただけなので、サイトのジャンル等によってはnendのオーバーレイ広告の方がクリック率が良いというケースもあると思います。

ちなみに簡単な数字だけ記載しておくと、CTRが0.2%~0.4%程度、CPMが20円~30円程度でした。

私は現在利用していませんが、人によってはnendのオーバーレイ広告でかなり収益を上げているケースもあるので、他社オーバーレイ広告と比較検証するために一定期間掲載することをオススメします。

また、ユーザーによってはnendのオーバーレイ広告の方が邪魔じゃなくて見やすいという人もいらっしゃるでしょうし(私はオーバーレイ=下部、という固定概念があるので逆に上に表示される方が邪魔です)、誤クリックされる確率が減りそうな気もします。

なので、仮にnendのオーバーレイ広告の方が他社オーバーレイ広告よりも収益性が低かったとしても、目的に応じては利用価値があるかと思います。

収益性とオーバーレイに関する追記( NEW! )

nend広告をその後も継続して掲載していた結果、CPMがかなり上がりましたので、追記で報告しておきたいと思います。

上記で紹介したWebサイト②のファーストビューの枠が8月以降、以下のようになりました。

タイトル下枠の月別収益データ(Webサイト②)
掲載月 PV CTR CPC CPM 収益
8月 465,677 0.481% ¥10.6 ¥51.1 ¥23,813
9月 643,037 0.553% ¥11.7 ¥64.5 ¥41,484
10月 1,154,600 0.585% ¥12.1 ¥70.6 ¥81,497
11月 814,967 0.576% ¥13.3 ¥76.8 ¥62,567

またオーバーレイが上側に表示されるため使っていなかったのですが、その後仕様が変わったのか、普通通り下側に表示されています。オーバーレイも4ヶ月くらい掲載しましたが、CTRは0.5%前後、CPMは30円~50円くらいとそんなに悪くない数字でした。

アドネットワークはサイトによる相性などもありますし色々なことが関係してきますので、掲載する媒体によって収益性は異なりますが、nendは1度は試しておいた方が良いアドネットワークだと思います。



その他、nendに関する諸々の情報

nendについて
項目 内容
運営会社 株式会社ファンコミュニケーションズ(A8.netなどを運営する会社)
広告サイズ(インライン) 320×50、320×100、300×100、300×250、728×90(タブレット)
広告サイズ(オーバーレイ) 320×50、728×90(タブレット)
審査 あり(比較的ゆるめだけど、稀に落ちる人も)
支払月 翌月末(例:5/1~5/31掲載分を6/30に振込)
最低支払額 3,000円(満たない場合は繰り越し)
振込手数料 108円~756円(詳細は以下)

振込手数料はいくらですか?

弊社では、三井住友銀行(渋谷駅前支店)から報酬の支払を行っております。
振込手数料は下記のようになっております。

同店(三井住友銀行渋谷駅前支店)宛3万円未満 108円
同店(三井住友銀行渋谷駅前支店)宛3万円以上 216円
当行(三井住友銀行渋谷駅前支店以外の店舗)宛3万円未満 216円
当行(三井住友銀行渋谷駅前支店以外の店舗)宛3万円以上 432円
他行(三井住友銀行以外の金融機関)宛3万円未満 540円
他行(三井住友銀行以外の金融機関)宛3万円以上 756円

なお、詳しい手数料の仕組みにつきましては直接各金融機関にお問い合わせ下さい。

出典:https://nend.net/faq/info/23

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